Aloha!
今日から8月、本格的な夏到来ですね!毎日暑いですが皆さんお元気ですか??
私はおかげさまでとても元気に暮らしています(^^)v
Kumuの元でフラを学んで約10年、今までたくさんのMeleを学びました。
時にはハワイの各地に一緒に旅行しながら、その土地について学び、そしてそこにまつわるMeleを踊りました。目で見て肌で感じて、その土地の音を聞いて香りを感じることが出来たのは、私の人生の財産となっています。
KoKeʻeに連れて行ってもらった時、Meleの作者が実際に座ってそれを書いた場所で教えてもらった曲もあります。
Hanalei近くの海辺の公園で、Halaの香りを感じながら、波の音を聞きながら踊った思い出は忘れられません。
(Kokeʻe)
もちろん、Kumuは何回か日本に来てフラを教えてくれるので日本でフラシスたちと一緒に習った曲もとってもたくさんあります。
自分が習いたい曲をリクエスト出来るわけもなく、Kumuが私たちに教える曲を選ぶのですが、その選曲も絶妙なタイミングで私にやってきます。
何か悩み事があって、答えが欲しいとき、なぜかその曲の中に答えがあったりします。
こういうのを’’Meleが踊り手を選ぶ’’と言うのでしょうか、本当に不思議です。
ハワイでは昔から大切な人への贈り物は3つあるそうです。
①子供(昔からHānaʻiという制度がありますね)
②歌(Mele,Oli)
③レイ
①については皆さんご存じでしょうか?日本の養子制度とは少し違いますが、王族の皆さんはよくこの制度を利用していたようです。今でのその風習は一般の人の暮らしの中でも見られます
②フラを学ぶ上で、よく「この曲はこの人のために書かれました」と言われるあれです。その人について書いた歌は最高の贈り物です。作詞作曲をする才能があれば私だって誰かにプレゼントするのになあ・・・あ、ハワイ語の知識も必要ですね(^_^;
③これはとてもポピュラーな贈り物で日本に住んでいる私たちにも比較的容易に出来ます。大切な人のためのレイを心を込めて編んでオリとともに贈ります。なんて素敵な風習なんでしょう^^
(Kalalau)
今年私たちのKumuのハーラウはメリーモナークフェスティバルでなんと、総合優勝いたしました!!!!
授賞式の様子は何回見返しても涙なしには見られません(T_T)
そして、その約2ヶ月後に約2年半ぶりに日本でKumuと実際に再会しました。
もう、そのときは嬉しくて嬉しくて、私もとても興奮してしまいました。
「メリーモナークおめでとう!」と言ったら、Kumuは「どう思った??Crazyでしょーー!??」と未だに信じられないという様子でした。
そしてその日、Kumuは私たちに新しいMeleを教えてくれました。
2022年のメリーモナークフェスティバルで実際に起きた珍しい事象について、Kumuは私たちにその素晴らしいお話をシェアして下さいました。
それをみんなの記憶に留めておいて欲しいとのことで、それをいつでも思い起こせるような曲が選ばれました。
まさにMeleが降りてきた状況です。
「この曲は私たちが経験した実際起ったこと。これを踊ってみんなの記憶の中にずっと留めておいて欲しい」とのことです。
(Halanei Bay)
2022年という、KumuにとってHālauにとって、そしてKumuのフラを学んで伝承している私たちにとって素晴らしい年となりました。
そのKumuに起こった素晴らしい思い出を、今年の後半から順番にKe’enaのみなさんにシェアしていきたいと思います。
本当に楽しみにしていてください!私も皆さんにお教えするのが楽しみで仕方ありません(*´꒳`*)
ハワイアンにとって、Meleとは楽しい思い出を写真のように切り取って、その情景を歌詞にし、美しい旋律とともに奏でられます。それを歌うことも踊ることもできます。
みんなでシェアすることによって、その曲を聴く度に、それを経験した人全員の脳裏にその美しい思い出が花開くことでしょう。
なんと素晴らしい風習でしょうか。
(Keʻe beach)
さて、最後に。
去年から我が家にPikakeの鉢植えをお迎えしたお話はこちらでいたしました。
今年は春から初夏にかけて、可憐な小さいお花をいくつも咲かせて私をとても楽しませてくれました、
ただ、お花が咲いたら1日ほどで落ちてしまうので長くは楽しめませんが、次から次へと2つづつくらい小さなお花が咲きます。
メリーモナークのとき、そしてKumuの来日のときになぜか我が家で咲いてくれたこの花たち。
いい香りで私を癒やしてくれたように、私も皆さんの心を癒やす、そんな香り立ち上がるようなダンサーになりたいものです(*´꒳`*)
Mahalo
C