アロハ!
いよいよ11月も終わりです
今年も師走がやってきますね~
クリスマスやお正月を迎える準備に向けて12月は忙しくなる時期ですが、健康には気を付けて毎日がんばりましょう!
さて、私は年に2回ほどハワイに研修に行きますが、そのうちの1回はカウアイ島に行くことが多いです
カウアイ島の中でもお気に入りの場所が、このブログにもよく写真で登場するKalalau渓谷という場所です
展望台にはもう何度行ったか数え切れません。いつ行っても気持ちのよい風が吹く私にとっては特別な場所です
カウアイ島だけでなく、ハワイにはそういった特別な場所がたくさんあります
古代ハワイの遺跡が残っている場所だったり自然が作り出した場所であったり・・・
そういったハワイの名所を解説する本を私はいつも参考にして、そこに訪れる前にリサーチしたりします
それが
’Ancient Sites of ~’
という本で、ハワイ島、カウアイ島、そしてオアフ島の3冊を持っています
Kumuに薦められて購入した書籍は沢山ありますが、この3冊を一番よく使っています
その中でもカウアイ島編、Kalalauを説明した箇所をご紹介したいと思います
前回のカウアイツアーでは海側からも山側からもKalalauを見に行きましたので私にとって特別な場所をみなさんにお届けします
(以下出典は’Ancient Sites of Kaua’i by Van James’)
Kalalau
Kalalauとは‘道に迷っている’又は‘さまよう人’という意味や、伝説の巨人、Puniの旅について言及していると考える人々もいると言われている。
彼はメネフネという小人の良き友であり、Puniは彼の小さな友達のために何か特別なものを山の外で作ろうとしてKalalauの中を彷徨っていた。彼はいつも彼の未完成の作品を崖のカーテンで隠していていたが、残念なことに彼はその独特な作品が完成する前に死んでしまった。それは未だにNāPaliという名の崖の折り畳まれたひだの向こうに隠されたままである
Kalalau、その崖、海岸はNa Pali Coast州立野生公園の中の11マイルあるKalalau Trailのまさに一番素晴らしい場所にあるKē`ēを出発し
Hanakāpī`ai,Ho`alulu,Waiahuakua,HanakoaそしてPōhaku`auの谷を通り過ぎ、ついにすばらしいKalalauの谷に到着する(Hanakoa谷を越えるには許可が必要)
Kalalauは人の住むのに適した自給自足可能な谷であり、Nā Pali沿いでは最大のAhupua`a(古代ハワイの基本的な土地の単位)であった。
谷を見渡せば台地の壁が一定の形式になっているのが見渡せる。これらは100年前に放棄されたタロイモ畑が耕されたものであった。
少なくとも4つの古代遺跡が谷にはあった。川の西岸や谷のいたるところにたくさんの考古学上の跡地があり、多くは農業地や家の跡地であった。
この公園の荒野を守るためこれらの遺跡は印もつけられておらず、表示もない。なのでどうか岩の壁を動かしたり、石作りを取り除かないでいただき、決められた場所や適切な許可の上でキャンプしてほしい
Kalalau川の東側は海を一望するヘイアウである。長く整列した岩の列はW.C Benettという1920年代にカウアイ島を調査した考古学者によってそれはKalalauヘイアウであると推定される。186フィート×75フィートの長方形である。ヘイアウの後ろ側には4つの足壁のあるタロイモ畑があった
尾根の上、Kalalau川の最初の西の支流にある谷はKahuanuiヘイアウである。それはかつて低い谷とたくさんの民家の跡地が広がっている眺めのよい場所であった。今日、そのエリアは鬱蒼と森が生い茂り、そこに行くのは困難を極める。このヘイアウは女首長のKahuanui‘偉大な設立者’、伝説のLohi’auの姉妹にちなんでつけられている。彼女はクムフラであり、Kaulu o Laka Hula Hālauの支配者であり、タパ作りの名人として知られていた。このヘイアウの主な部分は110フィート×60フィートであり、東側と北側に6フィートの高さで立てられている。そこに隣接しているのは様々な小さな区画でそれらのまさに隣りには5つの家の土台の跡がある
記録されているKalalauにあるヘイアウは比較的小さく、それは農業をしていたという習慣に密接に関係があるようだ
昔はKalalauは極端に下がっていく3つの足場の悪い道によっても入っていくことができた。これはWaimeaからの旅行者とカララウに住む者、お互いの商業取引をさせるのに役立った。谷の東側はKanau‘よく噛まれた’、Keala‘道’という名の道で、一方西からの峰沿いの道をKalou‘フック’と呼んだ
Kalouの道は一番よく使われたがこれらのすべての道は緑が生い茂り、アクセス不能となっているが野生のヤギはその道を使っている。しかしそれらの道を今日再び開拓しようとは思うべきでない。
つづく
(和訳by C)
Mahalo!
C