アロハ!
今年のGWはいかがお過ごしでしょうか?
近場に旅行に行くという方も増えてきたようです。ここ近年それが叶いませんでしたが、そろそろ以前の生活に戻っていきたいものです。
私はというと、特に予定もなくいつも通りレッスンのあるクラスもあります。
何気ないことですが、2年前の今頃を思い起こすと、こんな普通の生活がとても貴重で愛おしかったりもします(*´꒳`*)
さて、まだまだ短い私のフラ人生ですが、たまに疑問に思い、迷いを感じることがあります。
「フラに対してどのように向き合うか、そしてどんな気持ちでフラを踊ったらいいか」
日本人の私がハワイの伝統文化であるフラをここ日本で踊っている。
他国の伝統文化に尊敬の念を持ってはいるものの、好きだという理由だけで、縁もゆかりもない私がハワイの伝統文化を踊りそして生徒さんに伝えていってもいいものだろうか。
フラをただの美しい踊りとして、ただのcopycatになっていないだろうか?私の心の中をうまく表現出来ているだろうか?
いや、心の中までを見せて踊るのは裸で踊るよりも恥ずかしい・・・あー、穴があったら入りたい・・
こんな思考の繰り返しをしては十数年、フラを踊ってきました。
そんな時に私は自分のノートを開きます。
この言葉に何度勇気づけられ激励され心を動かされたことか。
それを今回は引用という形でご紹介いたします。
フラレアという雑誌だと思うのですが以前、こんな記事が載ったことがあります。
Kaumakaiwa Lopaka Keali’i Kanaka’oleからのメッセージです。
(以下引用)
もしフラを踊ることをあなたの人生の一部として選択したならば、フラは人生の中の一部ではなく、人生のすべてがフラであることを理解しなければ成らないと思う。
フラはあなたの人生を語るものであるということ。フラで自分自身を表現し、行動し、フラがあなた自身の精神であること、そしてそのようにできる環境を整えること。そしてフラという古代から続く伝統を学ぶということを選んだのだから、ハワイに来る時間を作らなければならない。僕たちも日本に来て日本の文化について学んでいる。フラがあなたの情熱であり、人生すべてを捧げてフラを学ぶことを選んだのなら、フラの発祥の地、そして今もフラが生きている地であるハワイに訪れることなくしては本当のフラを学べない。
長い歴史があるフラを学ぶにはやはり長い時間がかかる。その長い時間をかけて学ぶということに感謝しなければならない。それらができて初めてフラダンサーになれる。そして実際にメレで歌われている場所に訪れて、見て、感じて、触れ、そして愛することを体験して初めてそれを表現することが出来る。誰かから説明を受けるとか、本を読むとかではなく、実際に自分が体験することが大切だと思う。何故なら、フラはその目に見える情景を描く芸術だから。それはあなたが抱いた感情とその場所にある自然を表現するものだから。その場所に訪れて自分のすべての五感で感じることは、それまでにあなたが経験したこと全てと結びつく。つまり、あなたの人生に結びつき、あなたの人生の中に根を下ろす。これが果たせたとき、フラに命が吹き込まれるんだ。その経験を持って踊るから、一つ一つの動きに、その経験が知らず知らずに表現されて、たった一つの一瞬で終わってしまうステップや手の動きに、あなたの経験した感情が盛り込まれて本当のフラとなる。
ハワイで踊る多くのダンサーたちもこのことを忘れつつある。フラはエンターテイメントだったり、趣味だったりということもあるだろう。でも、それはフラのほんの一部のことだけであって、本当のフラはあなたの命そのものであり、それは息をして生きているものなんだ。だから「フラは人生そのもの」と言われるんだよ。これらの事を理解し、実行できるのなら、どこでフラを踊るとか、誰が踊るなんてことは問題にならないはずだから、自信を持ってあなたの人生がフラであることを誇りにしたらいい。
いかがでしたでしょうか?
Kumuがコンペのインタビューでよく口にする言葉があります。
「Ha’aha’a」
いつも謙虚に、すべてに尊敬と感謝の気持ちを持って、これからも素敵なフラライフを楽しんでいきたいと思います^^
Mahalo!
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