皆さんアロハ!
いよいよお花見シーズン到来です!
桜が満開なのに少々お天気がよくないのが残念ですが今週末のお天気が大変気になりますよね・・・
私たちのイベントシーズンもようやく到来。本日より丸栄百貨店でハワイアンフェスティバルで踊ります
出演日
4月6日(木) 14:30~
4月9日(日) 12:45~
長い冬の間一生懸命練習した成果を披露させていただきます
是非皆さん応援にお越しください!
以前ハワイ諸島8つの島々の場所と名前の覚え方をこのブログで紹介しましたが、覚えていますか?
今回からは頭に入った人もそうでない人も次に知っていてほしい知識をご紹介いたします。
ハワイのそれぞれの島には、その島固有のその島を表す「植物」、そしてその島を表す「色」が決められています。
フラアウアナなどで踊る曲のコスチュームを選ぶときにどの島のことを歌っているかで、ドレスの色を決めたりすることがありますよね。
これから言及する「島の色」なるものが正式に制定されたのは西暦2000年と比較的最近のことのようですよ。
では、年中いっぱいお花が咲いているハワイの花というと、皆さんが一番先に何の花が思い浮かぶでしょう?
ハイビスカス?プルメリア??
ハイビスカスの中でも特に黄色いハイビスカスはハワイ州の花といわれていますが、ハイビスカスも皆さんが想像するものはハワイ原産でないものも多く、プルメリアは原産地は中米といわれています。
ハワイの固有のハイビスカスは真っ白なハイビスカス(Kokiʻo keʻokeʻoといいます)だそうです
というわけで、南東から順番に島のお花、そして色を紹介していきたいと思います。
ハワイ諸島の植物と色 ①ハワイ島編
まず、ハワイ島(別名ビッグアイランド)の色は「赤(red)」
ハワイ島の植物(花)は「レフア(Lehua)」
フトモモ目フトモモ科オガサワラフトモモ属の植物です。ハワイ固有種だそうですよ。
赤くて細い花びらのようなものが多数集まって一つの花を成していますが、その細い花びらは雄蕊(ゆうずい)といって花粉を受粉させる器官の集まりのようなものだそうです。
ハワイ島キラウエア火山に上る途中によく見かけるのがこのオヒアという木に咲くレフアという花です。
木の名前が「オヒア」
花の名前が「レフア」
と木と花の名前が別々についているという植物も珍しいのではないでしょうか?
あと、溶岩が流れた真っ黒な大地に一番に芽吹き花を咲かせる生命力の強い植物ともいわれています
実は溶岩の流れた後に真っ先に生えるのはタマシダ(Kupukupu)というシダの仲間だそうです。
(日本でもよく見かけますね!Hakuでレイを編むときにも使います)
↑ハワイ島のタマシダ。日本で見かけるものの長さも太さも2倍以上ありよく育ってます
話をレフアに戻すと、このハワイ固有種のレフアは昔から大変ハワイの人々に愛されており、この花にまつわる伝説や神話はたくさんあります
火山の神ペレが青年オヒアに恋をしたのですが、オヒアにはすでにレフアと呼ばれる恋人がいたのでペレを拒絶しました。そしたらペレは怒ってオヒアを醜い木に変えてしまいました。
その悲劇を見た他の神々がレフアを気の毒に思ってずっと二人が一緒にいられるようにこの木に咲く美しい花にしました・・・
なのでレフアの花を摘むと、オヒアと引き離されたレフアの涙で雨が降るという言い伝えもあります。
ハワイの伝説でも登場回数が多いのが火山の女神ペレの妹であるヒイアカですが、レフアの花はヒイアカを表す花としても有名です。
レフアの花は主に赤、黄色ですが、白や桃色なんかもあるという説もあります。
たしかに、私もハワイのどこかで桃色のレフアのような花を付けた木を見たことがあります。あれは本当にオヒアの木に咲くレフアだったのか・・・
白のレフア。これも伝説のようになっていますが、レフアのつぼみの状態が白なのでそれが白いレフアと言われているのではないかという説もあるようです。
そしてこの花が登場するハワイの曲は本当にたくさんあります!
ミツスイ鳥のIiwiを男性、Lehuaの花を女性に例えて、ロマンチックなラブソングに登場したりします。
ってなわけで、まずはハワイ島のレフアについて考察してみました
今後も続きますのでお楽しみに~
Mahalo!
C