
アロハ!
今日で3月も終わりですねぇ。
立春も過ぎて本格的な春です。
フラ好きな皆さんにとっては夏の足音が近づいてくるような気がしてそろそろワクワクする季節ですね~
今年はお花見行きましたか?行きますか?
春になると桜の木いっぱいに花を咲かせて人々を目いっぱい楽しませて、その後は潔く散っていく。
そんな桜の花は私たち日本人の心の花といってもいいでしょうね!
今日は国歌のお話しです。
だいたいのスポーツ競技で試合に勝った時、金メダルを取った時にその選手の国の国歌が流れます。
どの選手も自国の国歌が大音量で会場内に響き渡る時、なんとも言えないいい表情をされているのが解ります。
現在、ハワイって、アメリカ合衆国の50番目の州ってご存知ですか?
(そんなの常識!?)
なのでハワイの人の国歌はアメリカ合衆国の国歌なはずなのですが・・・
実際ハワイアンの人に国歌は?と聞くと帰ってくるのは
「ハワイの国歌はHawai’i Pono’i (ハワイ ポノイ) だよ!」
という答え。えー!なにそれ~!!
ハワイ共和国だった頃の話でしょうか。
正確に言うとハワイの州歌になります。
このハワイアンの国歌といわれるハワイ州州歌ハワイポノイ、ハワイでは色んな場所でうたわれています。
ハワイでは学校で習うのでみんな歌えます。
このハワイポノイについて少しご紹介しましょう
まず作ったのは皆さんご存知カラカウア王。
(イオラニ宮殿王座の間)
1830年代にカアフマヌ女王によってフラが禁止されそれを復活させた王様です。
(イオラニ宮殿黄色の間。ここでロイヤルの皆さんは音楽を作ったり演奏して楽しまれたそうです)
1874年にカラカウア王が歌詞を書き、ヘンリーバーガーが曲をつけます。ヘンリーは当時ロイヤルハワイアンバンドのバンドリーダーでした。
Hawai’i Pono’i
Hawaiʻi ponoʻī
Nānā i kou mōʻī
Ka lani aliʻi,
Ke aliʻi
Hui:
Makua lani ē,
Kamehameha ē,
Na kaua e pale,
Me ka ihe
Hawaiʻi ponoʻī
Nānā i nā aliʻi
Nā pua muli kou
Nā pōkiʻi
Hawaiʻi ponoʻī
E ka lāhui e
ʻO kāu hana nui
E uʻiē
訳)
ハワイの民よ
王に忠実であれ
この国を治めるあなたの王
われらの父カメハメハ王は
槍によって戦い守った
ハワイの民よ
王に信頼を寄せよ
あなたの後に続く子孫たち
ハワイの民よ
忠実な人々よ
これを心に留めよ
ところで日本の国歌は「君が代」
1000年以上も語り継がれてきた、平安時代の古今和歌集に収められていたそうです。
君が代はさすがにご存知でここで紹介するまでもないでしょう
他の国の国歌を少しご紹介しましょう
■オランダ
父なる神よ
奴らの邪悪なたくらみを許すな
私のこの無実の血で
奴らの手が染まることのないように
■アメリカ
危険きわまりない戦闘の最中にも
我らが死守する砦の上
星条旗は雄雄しくひるがえっていただろうか?
赤き閃光を引く砲弾の降りそそぐ夜を徹して
おお我らの星条旗は
ゆるぐことなく
いまだ、そこにはためいていた
■中国
奴隷となりたくない人々よ!
我らの血と肉をもって築こう
我らの新しき長城を
中華民族
最大の危機に際し
ひとりひとりが最後の鬨(とき)の声をあげるときだ
起て! 起て! 起て!
我ら万人心を一つにして
敵の砲火をついて前進しよう!
■ポルトガル
武器を取れ!
武器を取れ!
大地に大海に!
祖国のために戦わん!
大砲に向かって進め、進め!
■フランス
圧制に抗する我らのもとに
血まみれの旗ひるがえり
聞け、戦場にあふれるおびえた敵兵の叫びを
子供たちや妻の喉を掻ききろうとしている
市民たちよ
武器をとれ!
(インターネットより引用)
・・・なんか物騒な言葉が並んでますねぇ。
国歌とはその国のたどってきた歴史も表しているのでしょう
血を流して領土を勝ち取った国、外国からの攻撃に必死に耐えた国、戦いに勝ったり負けたりして征服し征服され、今の形になった国もたくさんあります。
ハワイ好きのみなさん、ハワイの州歌が歌えたらあなたは本当のハワイ通!
チャレンジしてみてくださいね~(⌒∇⌒)
Mahalo!
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