アロハ!
日本は最近本当に寒いと感じます・・・
11月ですもの!日も日に日に短くなってきて寂しくなってきました
ハワイでいっぱい太陽を浴びて熱を貯めてきましたが、そろそろその貯金を使い果たしてしまったようです
ここ数日は少し暖かいのでしょうが、それでも寒い・・・
さて、カウアイ島旅行記その2です
私たちはカウアイ島に研修に行くたびに必ずすることがあります
それは・・・
パラパライ採取!!
とあるパラパライがたくさん生息している森に入り込んでいって、パラパライだけを採取するミッションです
毎回枚数は違いますが、今回の指令は50枚!!
いつもより多いなあ・・・
というのも近日中に行われるホーイケで自分が身に着けるために採取します
まずは私はシダアレルギーなので、発病しないように気を付けて取ります
アレルギーが発症すると、くしゃみ、湿疹、咳。ひどいときは呼吸困難になります(涙)
実はシダのことを考えてこの文章をタイピングしているだけでもう蕁麻疹が・・・
まず高地の森に入っていきます。
シダは暗い場所を好むので木のそばの日陰のところで探します
摘んでいいパラパライの条件
- 深緑の成熟したシダ(ライムグリーンの若いシダは×。葉先が淡い色のものも絶対ダメ)
- ある程度の大きいもの(レイを編むのに小さいシダは使えません)
- なるべく茶色い部分が少ないもの
これらの条件を満たしたパラパライを探すのは結構大変です
森のかなり深くまで入っていかないとありません
探しているうちに一人ぼっちにならないように仲間と一緒に行動します
近年、このパラパライにそっくりなシダが大量発生しています!
これが本物と偽物を見分けるのが結構至難の業。
慣れれば平気なんですけどね・・・
この偽物、私の住むマンションの下に生えているものとすごく良く似てます
まさか、私の靴底についたシダの胞子がここカウアイ島で繁殖しているわけではないかと心配になってしまいます(-_-;)
大きく成長していて、目のつくところに生えているものはすべて偽物。
本物のパラパライはそのシダの下でひっそり繁殖しています
本物探しは結構大変です
ハワイの森を歩いていていつも思うのですが
ここハワイには毒のある虫や蛇などがほとんどいません
なので安心して森の中を歩いて行けます
日本だと森の中は何がいるかわかりませんので歩けません
蛇になんか遭遇したら失神します( ̄▽ ̄;)
みなさんは区別をつけることができますか?
本物(パラパライ)
偽物
葉の形が明らかに違います
だけど日陰で少し暗い森の中。色や形を見分けるの結構大変です
近年はハワイ固有種の植物などはかなり減少していて外来種が多くなっています
日本のウラジロににたシダがものすごく繁殖していたり、パラパライの偽物だったり・・・
この勢いで繁殖するのであれば、いつか将来、これらの外来種を使ってレイを作らないといけない日もやってくるのかもしれません
ハワイの色々な場所でシダを見つけるとついついじーっと見てしまいます
ハワイ島Kālopa
(玉石混交。奥にはHāpu`uという巨大シダも見えます)
オアフ島Helumoa(ロイヤルハワイアンセンター)
(日なたに植えられているので細くてひょろひょろなパラパライ)
カウアイ 島某所
(やっぱりコレだな)
今回は見事にシダの写真ばかり・・・
最後はハワイのラウアエの写真をお楽しみください
これが香りのよいラウアエです
Ke `Ala Laua`e Lae la lae lae♪
Mahalo!
C