Aloha!
長雨続きの9月が過ぎ、10月に入って爽やかな秋晴れの日が多くなってきました。9月はあまりにも雨が多く今年2回目の梅雨のようでしたね。
そして先日の名古屋市内を襲った集中豪雨でも 運転中に道路が冠水するという現場に遭遇した私は大雨がトラウマになりそうですが
雨は降らないと水不足になり、降り過ぎても自然災害に繋がったりして自然の恐ろしさやありがたさをひしひしと感じます。
(写真はインターネットより引用)
そんな雨ですが 日本には雨を表す言葉がたくさんあります。
春の「春雨」、夏の「夕立」、秋の「秋雨」、冬の「時雨」。
梅雨の時期にしとしとと降る雨や 突然激しく降り出す「にわか雨」など 私達は季節や降り方によって雨をさまざまな名前で呼んできました。
雨と言う一つの現象を、ただ「雨が降った」と片付けるのではなく、その時の季節や空気、降り方にまで目を向けて名前を付ける。そこには日本人が昔から自然を身近に感じ、細やかな変化を大切にしてきた文化が表れているように思います。
(前回ハワイに行った時の今にも雨が降り出しそうなワイキキ・Kawehewehe)
一方ハワイでも雨が降る場所や時間、降り方、雨の強さ、そしてその雨がもたらすものなどによってそれぞれに名前が付けられてきました。
雨に付けられた名前は200を超えるとも言われています。
実際にハワイを歩いていると山の方だけ雨が降っていたり、さっきまで晴れていたのに突然シャワーのような雨が降ってきたり、雨が上がったあとに美しい虹が現れたりします。
雨が降る事で植物が育ち、森が潤い、滝が生まれ、川が流れる。
ハワイの人々にとって雨は土地や自然と深く結びついた大切な存在でもあります。
だからこそ同じ「雨」でもどこで降るのか、どのように降るのかによって一つ一つ名前が付けられてきたのでしょう。
では実際にどんな名前の雨があるのでしょうか?
ハワイ語で「雨」はUa。
そこにその雨が降る場所や様子、風、植物などを表す言葉が加わりそれぞれの土地ならではの「雨の名前」生まれています。いくつか例をあげると
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トゥアヒネ(Tuahine)
オアフ島マノアの谷に降る、細かくやさしい雨の名。多くの歌に登場し、マノアを象徴する雨として知られます。
(旅行時、Tuahineが降った後に虹が出たマノア) -
リリノエ(Lilinoe)
ハレアカラ山頂などに降る霧雨の名で、静かに包み込むような雨を表します。Lilinoeは霧を司る女神の名前でもあります。 -
カニレフア(Kanilehua)
レフアの花に降る「おしゃべりな雨」という意味合いを持つ名。雨粒の音を、鳥のさえずりや噂話になぞらえた比喩的な名前です。ハワイ島東部の町、ヒロを代表する雨。 -
クーカラハレ(Kūkalahale)
ホノルルで知られる雨と風の名前。特定の土地に結びついた局地的な雨として語られます。
他にもたくさんありますが、ハワイの雨名がおもしろいのは、雨粒の大きさや強さだけを区別しているわけではないことです。
いつ降るのか。何色に見えるのか。どのくらい続くのか。どこからやって来るのか。木々に当たるとどんな音がするのか。どんな香りを運んでくるのか・・・
そんな違いまで、雨を見分ける手がかりになっていました。ハワイの人々の感性の豊かさ、素晴らしい・・・。
日本の俳句で「季語」が入る事でその俳句の背景や詠み人の心情、出来事、季節などが浮かび上がり俳句自体が生き生きと輝きだすように、ハワイの曲で雨の名前が出てくるとその背景や情景が浮かび上がってきます。
(画像はインターネットより引用)
「その花に雨(Ua)が降る」と言う歌詞なら 雨に濡れている花を想像しますが、その花にTuahineが降り注ぎ・・・
となれば マノアの歌なのか~、霧雨が降っているのね、空は薄曇りで雨が上がったら虹がでるのかな・・・
などとどんどん色々な背景が浮かび上がってくるのです。曲をしっかりと理解し表現するにはそのような知識が必要なのですね、
奥が深い・・・
ちなみに私が好きな雨の名前は 上にあげた物以外だと Ka ua loku 。ハナレイに降る土砂降りの強い雨 です。名は体を表す、というか何となくいかにも強そうな名前で!
まだまだ学びは続きます。
Mahalo!
YS






