ALOHA!
暑い暑い一日だった NAGOYA HAWAII FESTIVAL 2019に出演した次の日、
自宅で休憩しながら ナホクハノハノアワード2019 をライブストリーミングで見ていたところ 聞き覚えのあるアーティストが 受賞していました。
NA WAI EHA が Most Promising Artist of the Year(最優秀新人賞)~✨
そう、このアーティスト、このアルバムの中の曲を先日のクムのワークで 教えて頂いたのでした。
何だか嬉しい😊
その曲とは KA LEHUA ULA (赤いレフアの花)
ハワイの固有種であるレフアの花の美しさや 魅力的で大切な人をレフアの花に例えて歌った 穏やかで綺麗なメロディーの曲です。
作者は Kahikina Juan
この曲のワークに入る前に クムがレフアの花について語っていました。
レフアの花はハワイの人々にとって特別なものである。
カウアイ島にもハワイ島にも咲いていて めったに無い希少なもの、という訳ではないけれど、咲いているのを見かけると「あ、あそこにレフアの花が!」「あんなところにも咲いているわ」と ついつい目が行ってしまう。(Eye Catcher とおっしゃっていたような)
そんな特別な花なのだけど 最近このレフアが次々と枯死する謎の病気にかかっていて絶滅してしまうのではないか・・・。特効薬なども特になく、とにかく大切に守っていかなければならない、と。
(写真はインターネットより引用)
この話を聞いた時 去年ハワイ島に行った時の事を思い出しました。
ハワイ島のワイピオ渓谷を訪れるオプショナルツアーの日本人ガイドの方が
同じ話をしていました。
そして とある会社はオヒアレフアの枯死について心を痛め、保護する活動をしている。商品代金の一部はその活動に充てられると。
そうか・・・ほんの少しでも幇助になれば と私もT シャツを1枚購入!
デザインも可愛いので もっと買ってもよかったなー🙄
そしてワークの後、この問題について調べてみたところ とても深刻な問題であることが分かりました。
そもそもレフアとは?
オヒアレフアは オヒアが木、レフアがこの木に咲く花の事で この植物は火山から流れ出た溶岩が焼き尽くした土地に 真っ先に芽を出して咲く強い植物です。
オヒアレフアの伝説としてハワイアンの神話にも出てくる ハワイの人々にとっては昔から深く繋がった植物で オヒアの森はずっと大切にされてきました。
ところがここ数年 急速にレフアが枯死するという状態が発生し、調査の結果
原因は病原菌セラトシスチス・ルクオヒアの感染によることが分かったのです。
この病原菌はとても強く、感染した木は 数日から数週間以内に木の上部が黄色く変色し、次第に茶色く枯れてしまうのだそう・・・
しかし有効な治療薬は無く、最近カウアイ島でも感染が判明した事から これ以上感染が広がらないよう 色々な策が講じられているそうです。
ではレフアの木が枯れてしまうと なぜ困るのか?
オヒアの根は砕けて他の植物の肥料となり、花は荒い毛(針状の部分)からなるので 雨や霧を捉えて そこから時間をかけてゆっくりとしずくが地面に落ち 最終的にはハワイの水源となっていく・・・
つまりハワイの生態系に大きく関わっているのです。
単に花がキレイだから、という事ではないのですね。
この状況を踏まえ 昨年のメリーモナークから 生のオヒアレフアのレイを使うのを止めようという動きも出て実際たくさんのハラウが使用を中止したそうです。
レフアの赤い花は 女神ペレに捧げられた花。
この曲を聴く度に、踊る度に クムのお話を思い出し ハワイのレフアの危機的状況が少しでも改善していきますように・・・と思わずには いられないのです。
秋頃にはこの曲をご披露できたら良いですが・・・
この曲のクムのワークを受けた皆さん、一緒に頑張って練習しましょうね
(・_・;)
MAHALO!
YS