
ALOHA!
春真っ盛り。今年は桜の開花も早く 急ぎ足で春がやってきて 去っていきそうな予感・・・
さて先日、Keali‘i Reichel のコンサートに行ってきました。
「寄る年波にはもう勝てない~」というような事をおっしゃっていましたが なんの、美声は若い頃と変わらず 素晴らしい・・・。
そして彼と共演したのは Keali‘i率いる Halau O Ke‘alaokamaile。
ミスアロハフラ2名を含む精鋭のダンサー達が奏でるフラは 感動もの。
擦り切れるほど見たDVDと同じフラを目の当たりにして 思わず涙が・・・(私だけ?)とにかく素敵でした。
世界レベルのフラを生で見て、美しい歌をたくさん聞いて 心の栄養補給を満タンにしてきたのでした。
世界レベルのフラと言えば・・・
そしてフラの世界で春と言えば・・・
そう! まもなく始まるのはフラの祭典、メリーモナークフェスティバル。
今年は4/1~7(現地時間)の開催となります。
開催日程は毎年変わります。
メリーモナークの開催期間は アメリカの祝日、復活祭の日(イースターサンデー)から1週間と決まっています。復活祭の祝日は春分の日の後にやってくる満月の直後の日曜日なので 毎年変動するのです。
その1週間の中でも最後の金、土、日(日本時間)にフラコンペティションが行われます。(現地の木、金、土曜の夜に開催)
今回メリーモナークについてブログで書こうと思い、自分なりに色々と調べてみたのですが あまりにはば広く・・・
歴史、成り立ち、名前の由来、大会の内容、観覧方法・・・とても書き切れない(-“-)
その中でも「へえ~そうなんだ!」と思ったこと、それは
「メリーモナークフェスティバルのルール」についてです。
メリーモナークに関してはとても厳しいいくつかのルールがあります。
まずは<出場ハラウについてのルール>
・クムはアメリカ国籍で アメリカ国内にハラウの本拠地があること。
(つまり私達ケエナは出場することができません。他の日本のハラウももちろん・・・)
・ダンサーの数は5~35名までとすること。
・1つの演目は7分間以内におさめること。
・外国人のダンサーは各ハラウ2名までとすること。
(日本人でもハラウの外国人枠に入れば出場可能。実際出場された日本人ダンサーの方いらっしゃいます。)
・複数のハラウが同じ曲を使う事はできないため、早くエントリーしたハラウが優先となること。(早いもん勝ち!)
・出場するダンサーは13歳から55歳とし、年齢によるグループ分けはない。
(年齢だけなら出れそう(ー_ー)!!)
・ミスアロハフラは18歳から25歳の独身で、出産経験のない女性のみが出場できる。
なるほど・・・知らなかったルールが色々ありました。13歳から55歳まで出場可能なので 母娘で出場した方もいるみたいです。素敵ですよね。
次に<踊りと衣装のルール>
・カヒコもアウアナも 必ずKa‘i(入場する時に踊る曲)と ho‘i(退場する時に踊る曲)をつけること。
・ダンサーはカヒコだけに出場するか、カヒコとアウアナ両方に出場すること。
(アウアナが得意だからアウアナだけ!というのはダメ。またカヒコチームとアウアナチームを分けるのもダメ、なんですね。)
・カヒコのチャントは 1893年(ハワイ王朝が倒れた年)より以前に作られたか 1893年以前のことを題材にしたものに限る。
・アウアナの曲はハワイ語の曲なら題材などの規定はないが 英語のみのパパハオレソングは不可。(ごく1部に英語が混ざっている場合は可)
・セロファンスカートと 黒無地の衣装は不可。
・レイや髪飾りは生の花や葉を使うこと。造花は不可。ただし ニイハウシェルやオピヒなどの貝や 鳥の羽で作られたフェザーのレイは可。
とても細かく、厳しいルールがいくつもあるのですね。知らなかった事がたくさんあり驚きました。
それもハワイの人達が ハワイの文化や伝統をしっかり守っていこうという事の表れなんでしょうね。
今年も私達が師事する Kumu Hula Leina’ala Pavao Jardin 率いる Halau ka Lei Mokihana `o Leina’ala も出場致します!
残念ながら日本からはテレビ観戦はできませんが 地元のテレビ局 KFVEがストリーミング放送を毎年していますので PCか携帯から 応援しようと思います。
ルールを知って観戦するのは またちょっと違う観点から観られそう。
日本時間で金、土、日の午後1時からスタート!楽しみ!
さて私達も 春、イベント出演などで少しづつ忙しくなりそうです。
4月15日(日)には 日比野こい祭り、名古屋松坂屋 ハワイアンフェスティバルに出演致します。
お近くにお越しの際は 是非フラを楽しみに来てくださいね。
MAHALO!
YS
(写真はインターネットから引用)