ALOHA！
新年度を迎えいろいろ環境が変わる方もいると思いますが心機一転新たな気持ちで一年頑張っていきたいですね。
やっと世の中も戻りつつあり、今まで毎年のように行っていた花見にも久々に行くことが出来ました。
まだお店も少ないしライトアップもやっていなかったけどたくさんの人が花見を楽しんでいました。
そんな中、今年も『ケエナ・プアサクラプロジェクト』が開催されました。
今年は桜の開花も例年より早く雨天も続いたのでお天気も心配でしたがとても気持ちのいい爽やかな日に素敵な桜と素敵なフラを見ることが出来ました。
桜は穀物の神が宿る神聖な木とされ昔から非常に大切にされていました。
桜の開花は、田の神が降りて来たと考えられ豊穣を願ってまつりが催され田植えの時期の目印となっていました。
古事記にもコノハナサクヤヒメ(木花之佐久夜毘売)という女神が書かれています。
富士山の守護神とされ、富士山の上空から花の種を蒔いたと言われています。とても美しい姿をしていましたが寿命が短かったそうです。
本当にサクラを思わせる女神だったんですね。
そんな桜とフラを見て自然と共存することの素晴らしさが伝わってきました。素敵なフラからあの桜の木々はきっとたくさんのパワーをもらったことでしょう。そして私達も桜の木から大地からそして空からもたくさんパワーをいただきました。
(画像はインターネットより引用)
フラは神々に感謝し信仰する気持ちの大切さや言葉では表現しきれない気持ち、伝え続けたい歴史や出来事などを表現し、今こうして現代まで受け継がれています。
自然に神々が宿ると信じられていたハワイでは、フラは娯楽ではなく巫女のような神々に捧げる神聖な踊りとされていました。
フラに関わる神は何人もいますがその中でも主要な守護神が森の女神ラカです。
ラカの祭壇には、「ラマ」というラカの化身とも言われるハワイ固有の植物が捧げられているそうです。
(画像は書籍より引用のラカの祭壇)
ラマとは、ハワイ語で「光」「悟り」といった意味の言葉です。
黄色の果実はラカの好きな色、そして光を象徴していると言われます。
(画像はインターネットより引用)
ラカはハワイの人々にとって、命や喜びの源であり、癒しの存在です。
フラに癒しの力があると言われるのも女神ラカが見守っていてくれるからなんだと思います。
今年の『ケエナ・プアサクラプロジェクト』の感動を忘れずに、また来年の開催を心から楽しみにしています。
そしてこれからも楽しくフラを続けていきたいと思います。
MAHALO
MS
