Aloha!
GWはとっても天気が良く日中は汗ばむほどの日が多かったですね!
お出かけして楽しい連休を過ごされた方も多くいらっしゃると思います😊
連休も明け、通常モードに切り替えてこれから始まる夏のフラシーズンに向けて体力をつけないと^^;
皆さんは先日行われた、メリーモナーク!
鑑賞されましたか?
今年もたくさんのハラウが華やかで優雅な踊りを披露し、とても素敵なフェスティバルでしたよね♪
表彰式では受賞者やクムが、たくさんのレイを身にまとっていました。
先週のAYちゃんのblogであった通り、5/1はレイ、デーでした。
流れに乗ってテーマはレイです(^^)
庭に毎年この時期になると咲く、ジャスミンの花で我が家の末っ子aloにもレイを編んでみました♪
強い香りに鼻をクンクンさせながらもお気に召した様子♡
さてさて本題です^^;
古代においてレイはフラ同様に宗教的な意味合いの強いものだったそうです。
素材は動物の歯や骨、貝殻、石、木の実や種、鳥の羽、海藻などでした。
現在では感謝の気持ちや敬愛の念を込めて、さまざまな種類のレイが贈られますが、これは自然を
通して「マナ」を得るという、ハワイ古来の自然を愛し敬うことから来ているもので、まさに
「アロハのココロ」そのものです。
そこで色々な種類のレイのことを調べてみました。
引用する写真は、今回はわかりやすいように本物の植物ではなくフェイクで人工的に作られたレイを紹介しているものもあります
ここ日本でハワイの本物の植物を使ったレイを使うのは、ほぼハワイから空輸する以外方法がなく、
私たちフラダンサーがパフォーマンスで身につけるのはフェイクレイがほとんどです
しかも現在、ハワイ原産の植物は絶滅危惧されているものもあり大変貴重で、ハワイから持ち出すことも難しくなっています
フェイクレイが見直されている理由です
あとは日本でも採取できる植物で代用する方法も最近よく目にします
<イリマ> 王族のみがつけることを許されたレイ
オアフ島の代表的なレイ。黄色いハイビスカスを使用したもので、由緒正しき王族のみが当時は
着用を許されていました。
<オヒアレフア>伝統的儀式に使われる神聖なレイ
ハワイ島の代表的なレイ。主にハワイ島の伝統的儀式の時に使われるもので当時から大変意味の
あるレイのひとつでした。
<ピカケ>女王も愛した純白の花はウェディングに多く使用されるレイ
ハワイ語でクジャクを意味するレイ。まっ白なジャスミンを用いります。つぼみを中心に開ききって
いない花をビーズのように繋いで作られるのが特徴的です。
カイウラニが愛した花として知られ、結婚式の際に花嫁が身につけることが多いです。
香りを楽しめるピカケのレイは歓迎の意味でもあるそうです。
ジャスミンもピカケの仲間…
私もピカケの香りは大好きです😊
<マイレ>輪になっていない男性用のレイ
キョウチクトウ科の植物の葉っぱを用いたレイで、輪っかになっていません。
主にフラで使用されたり、結婚式の際に花婿が身に付けることが多いレイです。
<ティーリーフ> 心身を癒す力があるレイ
食べ物の器としてや、レイ自体のラッピングとしても利用される植物で、心身を癒し、邪気を祓う力
があるとされていて、僧侶などが身に付けていたレイです。
<ハラ> 始まりと終わりを意味するレイ
山吹色のパンダナスの果実を用いたレイで、終わりと始まりを意味します。
卒業式や入学式のシーンでよく用いられます。
写真は二重のレイになってますが、内側がハラの実で作ったレイです
(外側はプアケニケニのレイです)
<マウナ・ロア>保存がよく利き、ネイバーアイランドへ行く時のレイ
薄紫色の花の蕾を使用したレイで、日持ちすることから他の島へ行く際の船旅などで利用されて
いました。
<プア・キカ> 細長い植物を使い、男性に贈られるのが特徴的なレイ
シガーフラワーとも呼ばれる細長い植物を用いたレイで、主に男性に贈られるのが主流です。
乾燥させて色や形を保てることから土産物としても利用できるので重宝されています。
写真が適切なものが見つからないのでリボンで作られたレイを引用しました
<オハイアリィ>赤と黄色が華やかなレイ
南米産の赤と黄色の絢爛な花を用いたレイで、晴れの場で女性に贈られることが多いです。
これも写真があまり適切なものが見つからずリボンレイです
ここに挙げたレイは代表的なもので、他にもたくさんの種類のレイがあります!
次にハワイに行く機会があればハワイならではの色鮮やかなお花で編まれたお気に入りの品を
見つけてみてはいかがでしょうか~?
Mahalo!
Y