ALOHA!
早いものでもう2023年も終わりに近づいていますね。
今年はコロナ禍もひと段落となり色々なイベントに参加させて頂く事もできました。
来年のイベントシーズンに向けて新しい曲に入ったクラスも多いと思います。
私の所属するクラスでも新曲が始まり、2曲3曲同時進行に四苦八苦。
そのうちの1つに KOHALA という地名が出てきました。
私がフラを始める前に初めて買ったHAWAIIANのCDが KOHALAでした。
何かで紹介されていてあまり考えずに購入したのですがとてもリラックスできる曲ばかりで ハワイの音楽っていいなぁ、フラもやってみたいなぁと思ったものです。
その時はKOHALAが何かよくわからなかったのですが 今回色々調べてみると面白い話がありました!
KOHALA はハワイ島にある地名です。都市名ではなくハワイ島の北西エリアをさしています。この辺りは地質学上ハワイ島で最も古い地域とされていて 先史時代のヘイアウ(神殿)やペトログリフ(岩に刻まれた文字、絵画)などが多く残されているようです。またハワイ王国初代国王、カメハメハ1世誕生の地でもあり ハワイでは聖なる地とされています。
その広さからNorth Kohalaと South Kohalaに分けられそれぞれの特徴があります。
(画像はインターネットより引用)
北部のNorth Kohalaはハワイ島らしく砂漠や渓谷などが広がり未開の土地がほとんどで、コハラ半島の先まで行く道は無いようです。ハワイあるあるですね、途中で道が途切れるという・・・
(画像はインターネットより引用)
南部のSouth Kohalaは北部と違い、ビーチや高級リゾートホテルが建ち並ぶ華やかな場所もあります。
いつかKohalaに行ってみたいものだなぁと思ったのですが、もう既に行っていました。
私がハワイ島で宿泊したヒルトンワイコロアビレッジのあるワイコロアはSouth Kohalaに含まれていました、もっと嚙み締めたかったのになぁ・・・残念。
(画像はインターネットより引用)
North KohalaのHawiiからポロル渓谷展望台へ行く途中にある小さな町、カパアウにカメハメハ大王像があるそうです。
でも、カメハメハ大王像と言って有名なのは、そう、ホノルルのダウンタウンにあるイオラニ宮殿の向かいに立っている、あれでは・・・?
カメハメハ大王像は世界に4体存在しているそうです。
1つはホノルル、イオラニ宮殿向かい。(1番有名)
(画像はインターネットより引用)
2つ目はNorth Kohala カパアウに(1番初めに作られた)
(画像はインターネットより引用)
3つ目はハワイ島、Hiloのワイロア州立公園(1997年建立。1番新しい、1番大きい)
(画像はインターネットより引用)
4つ目はワシントンDC、国会議事堂内(1959年ハワイがアメリカの州になったことを記念して作られた、1番重い)
(画像はインターネットより引用)
Kohalaにある大王像は最初につくられた大王像ですが、実はこんな逸話があるそうです。
1880年にイタリアのフィレンツェで建造した大王像をホノルルまで運ぶ船が フォークランド諸島沖で嵐に遭遇してなんと沈没!
同じ型で再度作られた代わりの大王像はその後ホノルルのダウンタウンに建てられました。
しかし海に沈んだ大王像が1912年に奇跡的に発見され、海底から引き揚げられたのです。
修復されたその大王像はその後カメハメハ生誕地近くのこの場所に設置されました。
その像を見た人たちは「自分の生まれた場所に戻ってきたかったんだねぇ」と話したとか。
なお大王像の左手には平和の象徴となる槍を持ち、右手はハワイの繁栄を表し掲げられていると言われています。
6月11日はキングカメハメハデーというハワイ州の祝日で、たくさんの長いレイがカメハメハ像にかけられるそうですよ。
(画像はインターネットより引用)
ちょっと重そう・・・
そんなKohalaへの愛情や郷愁がたくさん詰まったとても素敵な曲。
しっかりと練習してStory Tellerとしてみなさまにお伝えすることができますように。
Mahalo!
YS