
アロハ!日本では二十四節季で穀雨(こくう)の季節になりました
私たちは日々、「春っぽくなってきたね」「もう秋だね」なんて言葉で季節を感じています。
昔の人たちは、一年をもっと細かく24の節目に分けて、自然の変化を繊細に捉えてきました。それが「二十四節気」です。
この暦は、古代中国で生まれたもので、太陽の動き(黄道)を15度ずつ24分割したもの。およそ15日ごとに次の節気に移り変わります。日本でも奈良時代から使われていて、農作業のタイミングや年中行事の指標として大切にされてきました。
穀雨(こくう)とは4/20から始まる季節で「穀物の成長に欠かせない春の雨が降り始める。田畑に恵みをもたらす時期。」と言われています。
一方、ハワイの気候は「常夏」と言われるほど、1年中温暖で過ごしやすいのが魅力です。平均気温は24〜30℃ほどで、湿度も比較的低く、東から吹く貿易風(トレードウィンド)のおかげで、カラッとした心地よい日が多いのが特徴です。
ハワイの季節は「乾季(5月〜10月)」と「雨季(11月〜4月)」に分かれ、雨季でも長く降り続くことは少なく、スコールのように一時的な雨がほとんど。雨上がりには虹が出ることも多く、まさに自然のギフトです。
私にとってはこの4-5月の気候はハワイのようにとても過ごしやすくとても快適に感じます。年々自然環境が厳しくなっていく中、このような爽やかな季節が来る度に思い出すのが、フラシスたちと過ごしたハワイでの日々。

「Hula Sister(フラシス)」とは・・・
フラシスターとは、フラダンスを通じて強い絆で結ばれた仲間たちのことを指します。同じハラウ(フラの教室)で共に学び、踊り、支え合う女性たちは、ただの「友達」ではなく、まるで姉妹のような存在。ハワイの文化では、血縁に限らず心でつながる「オハナ(家族)」を大切にする考えがあり、フラシスターという言葉にもその精神が表れています。
日々のレッスンや発表会、時には大会などを共に経験する中で、喜びや悔しさを分かち合い、互いに成長していく。そんな関係性は、年齢や立場を超えた深い信頼と絆を育みます。
フラは自然や歴史、感情を表現する神聖な踊り。だからこそ、心をひとつにして踊る仲間の存在はとても大切です。フラシスターは、踊りを通して人生を豊かにしてくれる大切な存在と言えるでしょう。
クムの元で学び始めた10年以上前からずっと私の隣にいて、嬉しいときも悲しいときも支え合ったフラシス達。10年という時の経過の中で色んな事が起こります。何らかの理由でクムの元で学ぶことを辞めてしまったり、もう二度と会えない遠い場所に旅立ってしまったり。
色んな人との出会いがあって、旅行やホーイケで絆を深め、たくさんの様々な喜怒哀楽のなかで長い時間をすごした貴重な日々。一緒に笑ったり、泣いたり、たまには喧嘩したり。非常に言いにくい忠告もイヤミなく正直なアドバイスくれるのもフラシスです。
フラを習っている皆さんなら、お分かり頂けるはず。
この貴重な時間は永遠に続くわけではありません。今という貴重な時間を大切に過ごして下さい。
そんな長い時間を一緒に過ごしたフラシスが名古屋に遊びに来てくれました。
昔のように、ホテルで一緒に寝泊まりしておしゃべりしたり、お買い物に行ったり。まるでハワイで一緒に過ごした日々が戻ってきたような感じでした。
自分の人生のステージの中で悩みは日々変わっていきます。そんな自分の中で色々思っていることを正直に話せる相手がいるのは本当に嬉しいことです。

(名古屋名物ひつまぶし!これが私のフラシスの大好物)
忘れもしない、オアフ島でホテルで合宿したとき。
1つの部屋を4人でシェアすることといわれ、狭いベッドが2つ。ベッドを1人1つ使いたい私たちはこっそり、徒歩で行けるWalmartにいって、ハワイアン柄のマットレスを2つ買い込み、その上にタオルケットを敷いて床で寝ました。
チェックアウトの際に、その大きなマットレスの処分に困り、最終的にはフラシスの友達に差し上げることになっていて、それを少しの時間、フロントで預かってもらうことになりました。
それが、なぜかクムの知るところになり・・・・
めちゃめちゃ叱られました(ノД`)・゜・。
そんな話もよい思い出。今回のホテルの部屋を見ていて急に思い出しました。
お菓子などのお土産交換会。
これがあるから、いつまで経ってもスィーツから卒業できない・・・

フラダンサーの皆さん。何か困ったことがあったら是非フラシスにさりげなく話してみて下さい。気持ちも軽くなるし、思わぬ方向から助け船がやってきます。
クムの元に何かの縁で集まった私たち。
いつまでも元気で楽しく人生を楽しみます!

(今回のフラシスとの会食。Grokにアニメ風に描いてもらいました)
Mahalo!
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