Aloha!
つい先日まで昼間は20℃を超える気温で半袖でも過ごせた程の
今年の秋でしたが、ここにきて朝晩はぐっと冷え込んで
ついに冬到来ですね。
今年も残すところほぼ1ヶ月となりました。
1年があっという間でしたが皆さん
どのような1年でしたか?
私は今年もたくさんのレッスン、イベントを楽しみながら
頑張りました!
フラを始めて18年になりますが
フラがすっかりライフワークとなっていることはとても
幸せなことですし、今年も体調を崩すことなく健康的に
過ごせたことに感謝です
またフラを通じてのたくさんの出会いや
学びをいただき、これからもイベントなどでフラの魅力を
多くの方に感じていただけたら、と願っています。
さて、今回は私の担当させていただいている岡崎の講座で
練習している曲に登場するイヴァイヴァシダという、
シダについて調べてみました。
イヴァイヴァシダとは、日本では
よく見かける、アジアンタムのことです。
『’IWA’IWAが風に揺れる様子が優雅にフラを踊るダンサーのようだ』
とハワイでは良く言われるようです。
花言葉は、「無邪気」「天真爛漫」「繊細」「上機嫌」という
意味があるそう。
標高350 m~4000 mの、日差しがあたる噴石丘や溶岩流の
割れ目などに育ちます。葉は柔らかく良い香りを放ちます。
フラの祭壇や衣裳などに用いられます。
イヴァイヴァは葉身の断面が三角形をしている点が特徴で、
柄はわずかに赤みを帯びます。
今日では個体数を減らし、オアフ島以外ではほとんど見られません。
ハワイ名には「水を浄める」という意味があるそうです。
他には
パラパライがよく曲に登場しますよね。
私たちの愛用しているケエナパウにも
標高200m~2000mの冷涼な土地に分布します。
パラパライはパライとかパライ・ウラとも呼ばれ、
ハワイ語で「赤い茎(黒い茎」」を意味します。
パラパライは香りが良いため、ハワイの伝統文化においては、
レイの素材として用いられました。
葉はやわらかく柔軟性があるので、単独で用いるだけでなく、
ほかの花と組み合わせて使うこともあります。
パラパライは捧げものとしてではなく、フラの女神ラカの化身と
みなされる場合もあります
パラパライがプリントされているパウに
着替えると不思議と集中モードに
なるのは、フラの化身が宿っているからでしょうか?☺
こちらはびっしりと元気一杯に生えていた、
明治神宮のパラパライ
個人的に好きなシダは、
ラウアエです!
以前ホイケで踊った曲でもラウアエがプリントされた、
素敵なパウスカートを皆で作り、踊ったことは
今でも忘れられない思い出です
思い出のラウアエのパウ
ラウアエは平地から標高600mほどの半日陰に分布します。
ハワイ名には「最愛の」とか「かわいらしい」という意味があり、
ハワイ諸島では多くの地域で見られます。
外来種ではあるものの、甘い香りが際立つため、
フラなど伝統儀式などで用いられます。
カパ(不織布)を作るときはラウアエをはさんで
香り付けに用います。生長した葉は胞子嚢が目立ちます。
葉はすりつぶして肝臓病や胃痛などの治療薬として、
またカパの間にはさんで香りづけにします。
自然豊富なハワイにはこの他にも多くのハワイ固有のシダが見られます。
ハワイの伝統社会において、シダは花をつける植物以上に
重要な役割を担いました。
その役割とは「香りを重視するレイ」ではなかったはずです。
本来のレイはマナを受け取ったり、逃がさないためのものであり、
香りは大きな要素ではありませんでした。
むしろ、神々のキノ・ラウ(化身)として重視されていたと
思われます。
パラパライがフラの女神ラカのキノ・ラウであり、
パラアーが女神ヒイアカの旅の連れ合いであるように、
信仰との関わりが強いものでした。
また、今日のハワイ社会でも、ラウアエなどは暮らしのなかに
溶けこんでいます。
シダはハワイの文化において今なお、重要な役割を果たしている
と言えるのですね。
10年前に行ったハワイ島ヒロには
こんなに大きく成長したシダの生えている原生林もあったなぁ、、
あれから10年、、息子もすっかり大人になりました
そしてまた行きたい♡
大好きなハワイ島
さて年明けからイベント出演の予定も入ってきています!
是非私たちのフラをご覧いただき、一緒に踊りませんか?
各クラス、体験レッスンは随時受け付けております♪
Mahalo!
Y