ALOHA！
春の日差しが心地よい毎日になってきましたね。
昨年の今頃は学校も長い臨時休校で子供たちも不安な日々でしたが今年はまだ心配でもありますが新たな気持ちで新学期が迎えられそうで嬉しく思っています。
新年度になり様々な変化があった方もみえると思います。私も仕事の都合で約１年ちょっとでしたがお世話になった親子クラスを退会することになりました。
昨年イベントに出れなかったのが残念ですが親子でお世話になり本当にありがとうございました。毎回とても楽しく温かいレッスンが受けれて先生にもクラスの皆様にも感謝しています。
また娘の都合いい時間に通えるクラスがあればお世話になりたいと思います。
4歳からフラを始めた娘はまったく練習もしようとしないんですが私が連れていったレッスンで自然に踊り出したりいつの間にか見て覚えていたりと本来のフラのあるべき姿に近いそんな感覚を持っています。
神話の好きな私が特に好きなお話でヒイアカと人間の女の子ホーポエのお話があります。
ヒイアカはフラの話によく登場する卵から産まれたペレの一番下の妹です。
(画像はインターネットより引用)
諸説ありますが、フラを初めに踊ったのは女神ではなく人間のホーポエという女の子だったそうです。ホーポエはハワイ島プナ地区のナナフキという海辺でフラを踊っていました。それを見たヒイアカはフラの力強く滑らかな動きに魅せられホーポエからフラを学びました。２人は大親友となりプナの森で仲良く暮らしていました。
ホーポエ自身はフラを誰かに習ったわけでもなく、ナナフキの波の音を聞きながらチャントを作っていた時に突然その言葉のマナ（パワー）に包まれ自然と体が動き出しそれがフラ（踊り）となったといわれています。長くなるので省きますがペレとヒイアカの神話の中で怒ったペレがヒイアカの大切にしていたプナの森とホーポエを焼いてしまいます。
(画像はインターネットより引用)
ホーポエは泣きながら海まで逃れペレに挑むかのようにフラを踊り始めます。
するとホーポエの所だけを避けるかのようにペレの溶岩が海へ流れ込んでいきました。女神ペレでもホーポエを焼き殺すことが出来なかったのです。
それでもまだペレの怒りはおさまらず結局ホーポエは岩に変えられてしまいました。ペレは本当に恐いですね。
石に変えられてもホーポエは踊り続けたと言われておりホーポエの石は少しずつその向きを変えていたそうです。
残念ながら津波で流されてしまったそうですが今でもどこかの海で踊っているそんな気がします。
(画像はインターネットより引用)
私はこの伝説が大好きで人がフラを「踊る」のではなくマナによって「踊らされている」
自分はそれを伝えるための媒体に過ぎない。そう感じています。
よくフラを踊った後は抜け殻のようにぐったりすると言う人がいますが本物のフラはそういうものなんだと思います。
私もレッスンで先生や先輩の踊る姿をみて本当に自然の一部のようにまるで自然に踊らされてるように感じることがよくあります。
これからもその気持ちを大切にレッスンに励み今年は少しずつ再開されるイベントもあるので一生懸命表現していきたいと思います。今年度も皆様にとっていい１年になりますように。
MAHALO！
MS
